« 噂の真偽。 | トップページ | 開設3週間前。 »

2012年5月 9日 (水曜日)

具体的な信念。

今日も介護・看護職員対象の職員研修を終日実施しました。

 

 

講師として招いたのは、他施設の作業療法士さん。

 

基本的介護技術を教えていただきました。

 

 

このOTさん、なかなかの人物で、

年下ではありますが、

しっかりした知識と現場経験をもって

説得力のある講義をしてくれました。

 

普段、老人保健施設に勤めていますが、

施設の枠を離れ、仲間たちと新しい介護を創ろうと

ネットワークを広げているという活動もしている方です。

 

 

所謂教科書的ではなく、

現場実践の中から出てきた言葉。

話の端々に現場への思いが散らばめられていました。

 

 

受講した職員さんたちは、

「久々に身体動かしたから疲れた~」と言いながら、

いい顔していました。

現場未経験の人たちはすっと入ったようですし、

現場経験の人たちにとっても新鮮で良かったようです。

 

まだ目の前のお年寄りはいませんが、

職員さんたちの気持ちが少し上がったかな…。

 

 

OTさんの言葉の中で、

 

「職員は他の人に代わることができるが、

お年寄りは介護してもらう人を選べない」

 

という話がありました。

全くその通りです。

スタートすれば一人の職員が何人かのお年寄りと関わることになります。

しかし、お年寄りは好むと好まざるとに関わらず、

その日、その夜目の前にやってくる職員に身を委ねねばなりません。

 

そのことは、思っておかねばなりません。

 

(現行の制度で介護保険が進む以上、

私たち在宅の支援者も同じことが言えるかもしれません)

 

「だから」と件のOTさん、

 

「正しい介護で安楽に生活してもらうことで、

お年寄りが変わっていくんです」

 

現状の寝たきりや重度化は、

施設や病院の“間違った”介護が生み出している部分も

多分にあると。

 

 

最後に、彼は“これから”の職員たちにメッセージを送ってくれました。

 

 

「正しい介護をして、お年寄りの生活を支えていく。

そのために、

『具体的な信念、具体的な知識と技術』を持ってください」と。

 

 

正しく進むためには、自分の中でのしっかりした、なおかつ

明確、具体的な「核」たるものが必要。

 

そういうふうに僕は受け取りました。

 

施設全体もそうですが、個々人についても。

 

勿論僕自身も。

 

まだ見えない部分も沢山あるけど、

進まなきゃいけないし、進めなきゃいけない。

これまでの歩みの上に今があるから。

 

 

「プロの施設になってください。皆さん一人ひとりも」

 

 

変な自信でも虚勢でも思いあがりでもなく、

しっかり向き合える人間になりたい。

« 噂の真偽。 | トップページ | 開設3週間前。 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7480/45200075

この記事へのトラックバック一覧です: 具体的な信念。:

« 噂の真偽。 | トップページ | 開設3週間前。 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ